コーヒー関連事業
UCCにとってコーヒーは単なる飲み物ではありません。コーヒーのおいしさに感動し、コーヒーを愛し、おいしさを広めたいという強い気持ちこそUCCの事業の原点です。
さまざまなコミュニケーション活動やサービスの一つひとつを通じてUCCはコーヒー文化の発信・創造に努めています。
コーヒーに関する多岐にわたる情報をカバーしたコーヒー専門の博物館として、1987年の、10月1日「コーヒーの日(現:国際コーヒーの日)」に開館しました。以来、国内外からお客さまをお迎えし、コーヒーの歴史や文化をはじめ、コーヒーが持つ多彩で奥深い魅力の数々を紹介してきました。
館内は、「起源」「栽培」「鑑定」「焙煎」「抽出」「文化」の6つの展示コーナーで構成され、コーヒーに関するあらゆる情報を展示や映像を通じて、わかりやすく紹介しています。また、コーヒーのテイスティングと焙煎体験コーナーを設け、五感を通じてコーヒーの楽しさを体感できます。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年3月に休館し、その後2021年3月からセミナーなどに限定して完全予約制でお客さまをお迎えしてきました。2025年4月、コーヒーに関する知の継承・進化・創造を目的に、2026年夏頃にリニューアルオープンすることを決定しました。
UCCグループが創業以来培ってきたコーヒーに関する専門知識や技術などを集約し、コーヒー全般を体系的かつ段階的に学べる教育機関として、2007年4月に神戸校を開校しました。一般消費者から飲食店の開業を目指す方、プロのコーヒー職人まで幅広い層を対象に、基礎から専門知識・技術まで多段階のカリキュラムを用意しています。
2015年4月には「UCCグループショールーム」を併設した東京校も開校しました。この「ショールーム」では、あらゆる業種・業態のお得意先に、UCCグループのコーヒートータルソリューションを、五感を通じてご体験いただけます。お店の競争力を高めるコーヒーと、その焙煎・抽出・提供方法をご提案します。
2023年2月、「UCCグループ東京本部」の移転に伴い、「UCCグループショールーム」を併設した東京校は港区赤坂8丁目に移転し、UCCのトータルコーヒーソリューションをワンストップで提案する新たなワークプレイスとして新たにスタートしました。
家庭用レギュラコーヒーの主力工場である「UCC六甲アイランド工場」ならびに飲料の主力工場である「UCC滋賀工場」で、消費者向けの工場見学を行っています。
製造工程の見学を通じて、一般のお客さまにコーヒーのおいしさ、楽しさを体験していただきコーヒーの魅力を広めています。